2012年11月29日

気管支や肺が原因の口臭

呼吸器は、上気道と下気道に分類されます。
上気道はとは、耳鼻咽喉の事ですね。下気道とは気管支や肺です。
上気道からくる口臭については、「鼻が臭いと思う時」を読んでみて下さいね。


ここでは、下気道が原因の口臭についてお話しします。
気管支炎、肺炎などで口臭が出る場合がありますが
どちらも咳が出るのが特徴で、咳により口内が乾燥する事がまずひとつ。


気管支炎や喘息の場合は、痰がうまく出せずに溜まってしまいます。
また、炎症がひどいと膿が溜まってしまいます。
痰も膿も細菌のかたまりですから、滞在時間が長ければ臭ってきます。


肺炎は、ウイルスや細菌により感染する病気ですが
歯周病菌から肺炎になる「誤嚥性肺炎」という病気もあるのです。
歯周病単体でも臭うというのに、肺炎まで併発してはたまりません。


肺が悪いと、少し生臭い感じの口臭がします。
歯周病の臭いは膿や下水、腐った肉の臭いです。
正しい歯磨きとプラークコントロールは、ここでも大事になってきます。


咳が長い間止まらなければ、慢性気管支炎や肺炎の疑いがありますので
まずは医療機関を訪れ、診察を受けましょう。
病気があればそれを治す事により、いとも簡単に口臭が消えたりするのです。


自分の身体の声を聴き、健康を意識する事は
口臭改善にとても効果があります。
自覚症状がある方は、すぐに病院へ行きましょう。



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タグ:肺 口臭

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posted by Shien at 20:56 | Comment(0) | ●気管支・肺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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