2014年09月05日

妊娠中の歯茎トラブル〜歯科に行っても大丈夫?

妊娠中は、歯茎が炎症を起こしやすいため
腫れたり出血したりと、口腔内のトラブルが多くなります。
原因は「妊娠中の口臭」でも触れたように


ホルモンバランスの変動と、唾液の変化
つわりによる歯磨きの減少、口腔内の汚れ
そして、食生活の変化などです。


ホルモンと唾液に関しては、どうにもできない問題ですが
歯磨きや食生活、生活習慣などは
コントロールすることが、ある程度は可能な範囲です。


妊娠中はお腹がすくので、間食が増えがちになります。
「間食はしない!」というのは無理ですから
食べる度に、水でうがいをすることです。


間食するごとに歯磨きをするのはNG!
磨き過ぎは、実は逆効果なんです。
1日3回、食後にできればOKです。


どうしても歯磨きできない時は
ガーゼなどで、歯の表面を拭いたり
歯科用キシリトール100%ガムを噛む、という手もあります。


市販のキシリトールガムは、甘味料が含まれていたり
キシリトールの配合率が低かったりで
虫歯予防効果は、あまりないと言われています。


できれば妊娠中でも、一度検診を受けると良いですよ。
妊娠中であることを告げれば、相応の対応をしてくれます。
例えば「診察台をあまり倒さないでほしい」ですとか


「ちょこちょこ口をゆすがせてほしい」などですね。
歯科により、対応も様々かと思いますが


心配な方は、同じ妊婦友が通う歯科を紹介してもらったり
市や区で行う、無料の歯科検診などに
まずは行かれてみてはいかがでしょうか。


妊娠中は、歯周病や虫歯のリスクが上がりますし
虫歯菌は、唾液で感染します。
安定期に入れば、虫歯の治療もできますので


ひどくなる前の歯科検診は、母親が子供にできる
愛情の第一歩と考えれば、足も進むかもしれません。
歯茎からの出血や、炎症も診てもらえますし


なんと言っても、炎症や腫れがあったり
血が出る状態の歯茎というのは
生ゴミ臭い口臭が出ますからね(^_^;)



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posted by Shien at 09:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ●妊娠中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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