私も体調が悪いと舌に出ますので
今回は舌のニオイについて、更に掘り下げて行こうと思います。
口臭について色々調べていると
舌が臭い人、臭くない人がいることに気付きました。
人と話す時は、いつもニオイの研究をしていたんです。
とは言え、舌をベーッ出してもらって
鼻を近づけクンクン嗅いでいたわけではなく
さりげなく「口から出ているニオイ」を感じ取っていたので
実際の「舌のニオイ」とは異なるとは思うのですが
知りたいのは「会話中に口臭として出るレベル」ですから
そういった意味合いで捉えていただきたいと思います。
私は「舌が臭くなりやすい」タイプの人間です。
先に話しましたように、体調の変化に顕著に現れますね。
つまりは「体質」なのかと思っています。
舌が臭くなる原因を大まかにあげると
・体質
・原因菌が多い
・病気
・磨きすぎ
このようになりますが
原因菌や病気が体質からくるものだとすると
・体質 ・磨きすぎ
このどちらか2つに絞られます。
「体質」はある程度改善できますので
後ほど詳しくお話するとして
まずは「磨きすぎ」をやめることですね。
舌は大変デリケートな粘膜でできており
繊細な粘膜をゴシゴシと何度も削りとってしまえば
舌が傷つくだけでなく、唾液の分泌が減少してしまいます。
良質な唾液(サラサラしたもの)は、舌の汚れを洗い流し
口腔内を潤す役目があるんです。
舌がキレイで口腔内が潤っていれば
「舌が臭い」や「ドライマウスによる口臭」はあり得ませんので
虫歯や歯周病がない限りは「口が臭く」なることはないんです。
※「息が臭い」可能性はあります
赤ちゃんのよだれを想像してみて下さい。
「よだれは臭くない」ことがわかると思います。
赤ちゃんのよだれ=良質な唾液(サラサラ唾液)です。
目指すのは↑これですね。
だから「舌の磨きすぎ」はNGです。
ブクブク泡立つ歯磨き粉もダメですね。
泡立つのは「発泡剤」が配合されているからで
「発泡剤」は「合成界面活性剤」の一つです。
合成界面活性剤は歯磨き粉に限らず、人体にはよくありません。
当然、舌や口腔内にも影響が出ます。
「ラウリル硫酸ナトリウム」
これが入っていない歯磨き粉を使用して下さい。
舌の磨きすぎが臭いの原因になることが
お分かりいただけたでしょうか。
このように、一つづつ原因を潰していくことで
舌が臭い、口が臭いといった悩みは解消されていきます。
「磨きすぎ」一つ取っても、
「何がどうしてどうだったから臭かったんだ」
という理由は人それぞれ違ってきますので
この辺りを深く理解していただきたいと思います。
「磨きすぎがダメみたいだから磨くの辞めた」ではなく
「磨きすぎて粘膜が炎症起こしていたんだわ」や
「磨き過ぎで唾液の質が低下していたんだわ」など
ご自身で「知る」ことで、同じ失敗を防げますし
また、解決策の「見え方」も違ってくると思います。
口臭には必ず「原因」があります。
原因がわからず困っている方も、諦めずに
消去法で探していきましょう。
次回は「体質」についてお話しします。
「舌は磨いていない」という方は
お読みいただければと思います。
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タグ:舌 臭い 原因
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