よくお分かり頂けたと思います。
善玉菌を増やせば免疫機能を高め、デトックス作用もより高くなります。
「綺麗な息」「人の正面に立って話せる息」に、大分近づいてきましたか?
さて、今回は私が「胃からくる口臭」を克服した体験をお話ししますね。
胃が悪い事により、口臭が発生するかしないか。
ここは賛否両論、分かれるところのようですが、
私は前者の「発生する」の体験者です。
現に胃の治療後は、あの独特の臭いも消えました。
具体的に治療したのは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍と、ピロリ菌の除去です。
これらから来る口臭は「塩ラーメンと牛乳、卵を混ぜて腐らせたような臭い」でした。
感覚の差は人それぞれだと思いますが、私が表現すると、このようになります。
では、なぜ胃が悪いと口臭がするのでしょうか。
腸と同じで、胃から直接臭いが上がってくる訳ではありません。
胃の働きの低下により、食べた物が消化しきれず胃の中で異常に発酵し
それらの悪臭が血液から肺に入り、呼気として口臭になる。
また、私は胃が悪かった頃、やたらと口が渇きました。
これは唾液が減少していますので、雑菌が繁殖しやすくなります。
唾液は口腔内を殺菌・洗浄し、細菌の増殖を防ぎますからね。
このように、「胃が悪い人の息は臭い」のには、理由があるのです。
しかし「胃が悪くて」と訴える友人の口が、臭わなかった事もありますし
「ちょっと胃が痛い」程度で、臭かった友人も中には居ました。
つまり、口臭の原因が胃である可能性は「十分にある」という事です。
現に私は胃の治療とピロリ菌の除去により、独特の胃口臭は消えましたし
子供から「あの独特の胃口臭」がした時は「お腹が痛い」と訴えてきたのです。
「どの辺りが痛いのか?」かという質問に対し
「この辺」と手を置いたのは、みぞおちの辺りでした。
翌日、園の先生から「お子さんが胃痛を訴えていますので、内科の受診を」と言われ
「あぁ、やっぱり」と思ったものです。
あなたが「口臭の原因が分からない」というお悩みをお持ちでしたら
胃は弱くないか?潰瘍や炎症はないか?また、胃を痛めつける生活習慣はないか?
思い当たる節がありましたら、胃の治療で口臭が改善する事があります。
心辺りのある方は、まず胃の治療から初めて下さい。
私は潰瘍を何度も繰り返す体質で、割と幼い頃から胃が弱かったようです。
当時「胃は強い酸性の為、菌が住めない」と考えられていましたが
医学の発達により、「ピロリ菌」という細菌が胃に住みつき
それが口臭になる事が分かっています。
潰瘍がないのに強い口臭がする場合、このピロリ菌の存在も考えられます。
次はピロリ菌について、詳しくお話ししますね。
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タグ:胃からくる口臭