2012年11月30日

「舌が臭い」と感じる場合

口臭で悩んでいた頃に、「舌が臭い」と感じた事がありました。
胃が悪かった頃は特に、舌の真ん中が黄色くなっていて
気持ち悪いので、歯ブラシで力いっぱいゴシゴシ擦り取っていました。


その直後は一瞬スッキリするんですが、すぐにまた臭ってきました。
これは「舌苔(ぜったい)」というもので、誰にでもある舌の苔ですが
無理に取ってはいけないものなんです。


胃が悪い、タバコを吸う、コーヒーの飲みすぎでも、舌は黄色くなります。
この「黄色い舌」は、臭います。
しかし無理に取ると、粘膜に傷が付いてしまいます。


舌は健康状態を表しています。熱が出ると、舌も赤くなっていますよね。
赤いと一見臭いのしなさそうな、綺麗な舌に見えます。
貧血気味の時の私の舌は、血の気が引いたような白色でした。


健康な人の舌にも舌苔はあり、うっすらと白い舌は理想的です。
舌が臭う場合は病的要素の他に、唾液の減少が重なります。
通常は、唾液で舌を綺麗にしています。


これを取りすぎてしますと、唾液は余計に減少します。
歯ブラシやタンクリーナーで擦り落としてしまうのではなく
上顎にこすりつけるだけでも、舌苔は綺麗になるんです。


舌が臭う時は身体が疲れている時や、お酒を飲んだ次の日
そして、何かしらの病気のサインです。
まずは病気の治療をする事に努めましょう。


起床時の舌の臭いは、朝食を取れば消えます。
唾液の減少で舌苔からの臭いは増しますので、
水分を補給したり、舌を動かし唾液を増やす事で治まります。


くれぐれも、磨き過ぎないように気を付けて下さいね。
次は「磨かずに舌の臭いを取る方法」についてです。



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タグ:舌 臭い

posted by Shien at 21:18 | Comment(0) | ●舌が臭い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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