胃痛時の口臭の抑え方についてお話しましたが
今回は、そもそもなぜ胃が「痛く」なり「臭く」なるのか。
このあたりについて、お話したいと思います。
口臭を治したい一心で、自分なりに研究を重ねた結果
「臭いを消すには健康であることだ」と気が付き
さらに「不健康の原因は何だ?」と、自分自身を観察し
「低体温だ」「ストレスに弱い」「過食の癖がある」等々
直すべき点が多々あることに驚きましたが
原因が多いからこそ、口臭もひどかったわけですから
とにかく、長い目で1つずつ『癖』を見直し
体を健康に近づけていくしかありません。
胃から口臭が出る方の特徴は
「繊細で優しい、よく気の付く人が口臭になりやすい理由」
こちらで説明させていただきましたが
繊細な方や神経質な方は、胃潰瘍になりやすいです。
ピロリ菌の保持者も、潰瘍を起こす確率が高いのですが
鎮痛剤などを多様する傾向になる方や
ストレスで暴飲暴食する方や、早食いの方もまたしかり。
「噛む力」を、甘くみてはいけません。
よく噛んで食べれば、唾液の分泌が良くなります。
唾液は口腔内の食べかすや菌を洗い流してくれますから
「口が臭い」のを予防してくれる他にも
病原菌の侵入や、虫歯や歯周病も防ぎます。
さらに、肺炎予防や発癌性物質の働きも抑えるんです。
これだけでも「口」が臭くなる原因を
かなり抑えることができるわけですが
「息」の方も、臭くなることの予防ができるんですよ。
よく噛めば、胃腸の負担が減りますからね。
当然、あまり噛まずに飲み込んだ場合に比べ
消化がよくなるということです。
消化がよくなれば、栄養素の吸収も良くなります。
「よく噛んで食べる」という当たり前のことが
胃潰瘍のリスクを下げる、ということです!
私も早食いでしたから、ここは強く訴えたいところですね。
意識して咀嚼回数を増やせば、胃痛の回数も減るはずです。
噛む時には咬筋や側頭筋、表情筋の他
首や肩の筋肉なども使われますから
筋肉をコントロールする脳にも刺激が伝わり
セロトニンが増え、ストレス解消にも繋がります。
ストレスは胃潰瘍の天敵ですから
「噛む力」、すごいと思いませんか?
もちろん、咀嚼でピロリ菌が消えるわけではないですし
ピロリ菌=100%潰瘍、でもありませんが
ピロリ菌は胃炎を起こしやすくしますので
潰瘍にならなくても、常に胃痛がする方は
検査、除菌にトライしてみて下さい。
胃炎の時の口臭は、磯っぽい臭いがしますよ。
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タグ:胃痛 口臭
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